水通し
生地を仕入れました。
そこでぼちぼちとマイペースに水通しと地直しの作業をしています。
水通しは縫製後の製品をお洗濯した際の
①生地の色落ち(色移り)を防ぐ
②縮みや型崩れを防ぐ
という目的で行っています。
さすがに余程の粗悪品ではない限り色落ちはほぼありません(そういった生地では作品は作りません)。
お弁当袋や普段使いの袋物は洗濯するのが大前提なので、お洗濯で縮んだり型崩れしたりしては困ります。このような袋物を作るときには、お客様に長く安心してご愛用していただくために水通しを行っています。
生地によって収縮率は異なります。
洋服を作るのと違い、袋物やペンケースのような小物を作るにあたっては、収縮してもその寸法が小さいので水通しする必要もないのかもしれませんが、昔から行っている作業工程の一つとしています。
水通し作業手順
①生地をたたんで水を張った容器に漬ける
②1~2時間待つ
③軽く脱水する
④陰干しする
⑤半乾きの状態で生地の目を整えながらアイロンをかける
こうした工程の後、裁断・縫製しています。
しかし、作るものにより水通ししないものもあります。
帆布や厚手のオックスを使った袋物やペンケースを作る場合は水通しはしていません。
生地の持つ風合いを大事にしたいからです。
このような製品に関してはお洗濯を控えていただくようお願いしています。
とりあえず今日明日は水通しに追われます。
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